【連載】映画と、生きるということ(15)
子が抱くどんな感情も、静かに受け止める 『ぼくが生きてる、ふたつの世界』
宇梶 智子
1
1医療法人社団 一心会初富保健病院 看護部長/認定看護管理者
pp.80-81
発行日 2025年2月20日
Published Date 2025/2/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001926
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ストーリー
宮城県の小さな港町で、ろうの両親から生まれた〈五十嵐大(だい)〉は、両親の〈陽介〉と〈明子〉、祖父母に愛されて健やかに成長します。きこえない両親と手話で会話することも、両親と来客・店員の間で通訳の役割を担うことも、近づいている自動車に気づかない母を安全に誘導するのも、大にとっては当たり前のことでした。
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