【連載】押さえておきたいワンテーマ(31)
周産期の自殺―自殺対策大綱を受けて
重見 大介
1
1医師・産婦人科オンライン 代表
pp.86-88
発行日 2023年3月20日
Published Date 2023/3/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000000787
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日本における周産期の自殺の現状
日本では、世界の中でもトップレベルの「妊娠出産を安全に迎えることができる体制」が整えられています。それは周産期死亡率、新生児死亡率、乳児死亡率、妊産婦死亡率などの指標にも表れています。しかし、近年では妊産婦や育児中の女性におけるいくつかの課題が浮き彫りになってきており、その一つとして「周産期の自殺」に注目が集まっています。
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