日本看護協会
常任理事のマンスリー通信
吉川 久美子
1
,
鎌田 久美子
1
,
井本 寛子
1
,
森内 みね子
1
,
木澤 晃代
1
,
田母神 裕美
1
1日本看護協会 常任理事
pp.14-15
発行日 2023年2月20日
Published Date 2023/2/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000000687
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- 文献概要
2024年のトリプル改定に向けての検討が始まりました
2024年は、6年に1度の診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬のトリプル改定の年です。私が担当する診療報酬について、具体的な要望事項の検討に入りました。要望の基本方針をはじめ、2022年度の診療報酬改定の要望事項でエビデンス不足などの理由で通らなかった要望や、各種調査結果などから看護による効果が明確で、評価が必要な事項、また、社会状況等から体制や制度の整備が必要と考えられる事項など、さまざまな観点から検討を進めています。2022年度は「入院機能における看護職員配置に関する調査」「慢性心不全患者に対する外来における療養支援のエビデンス構築のための実証事業」「地域における看護の継続と質向上に向けた実証事業」「回復期・慢性期看護実態調査」を行いました。コロナ禍という大変な状況の中でさまざまな調査や実証事業にご協力いただき、ありがとうございました。この成果は、次期診療報酬改定の看護に関する要望事項に活用していきます。
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