常任理事のマンスリー通信

「外来における療養支援に関するエビデンス構築の実証事業」への参加のご検討をお願いいたします

　暑さ厳しい日々が続いていますが、新型コロナウイルス感染症の変異株による感染者が増加し、医療機関では全力で対応体制を整えられていることと思います。私が担当している本会の「重点事業1-1　看護提供体制の構築」について、毎月報告させていただいていますが、3つ目の事業として「外来における療養支援に関するエビデンス構築の実証事業」の準備を進めています。本事業では、入院治療を受けた慢性心不全患者に対して、退院後、外来において看護師が電話による療養支援を実施し、看護師による適切な看護介入により重症化や再入院の予防が可能であることを示していきたいと考えています。9月にはこの実証事業に参加していただける医療機関の公募を行う予定です。慢性疾患看護専門看護師、慢性心不全看護認定看護師、心不全看護認定看護師が所属している医療機関の外来を対象としていますので、ぜひ事業への参加のご検討をお願いいたします。