日本看護協会 都道府県看護協会事業だより
医療依存度の高い在宅療養児・者に対する医療分野の調整役 「トータル・サポート・マネジャー」養成事業に取り組んで
佐藤 悦子
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1山梨県看護協会 会長
pp.62-62
発行日 2022年2月20日
Published Date 2022/2/20
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- 文献概要
平均在院日数の短縮化に加え新型コロナウイルス感染症の影響を受け、医療依存度の高い患者の在宅移行がさらに増加している。医療機関の病床機能分化・連携により、「病院完結型医療」から地域全体で切れ目なく必要な医療が提供される「地域完結型医療」へとその体制構築が急がれている。公益社団法人山梨県看護協会はこのニーズに応えるため、2017年度より山梨県から5年間の委託を受け、医療分野の調整役「トータル・サポート・マネジャー(以下:TSM)養成事業」に取り組んだ。2021年度が最終年度である。取り組みの経過と成果、そして今後の展望について述べる。
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