MT Seminar―読んで、見て、深める臨床検査技師のための誌上講義
化学療法や治療薬による細胞形態変化を伴う細胞に遭遇したら
日下 拓
1
,
田中 由美子
1
1東海大学医学部付属病院 臨床検査技術科
pp.60-65
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt53010060
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要点
☑造血器腫瘍では,治療薬によりさまざまな細胞形態変化が認められる.
☑造血器腫瘍では治療薬による細胞形態変化の可能性を念頭に置き,注意深く細胞観察を行うことが重要である.
☑造血器腫瘍治療後の細胞形態で腫瘍細胞と正常細胞の鑑別が困難な場合には,細胞表面マーカー検査などの追加検査が必要である.
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