支援機器の現在と未来-普及に向けた取り組み
7.セルフケア支援 (更衣・整容等)の機器の導入と活用
長尾 美幸
1
1名古屋市総合リハビリテーション事業団なごや福祉用具プラザ
キーワード:
セルフケア支援
,
開発
,
支援機器
,
自助具
,
自立支援
Keyword:
セルフケア支援
,
開発
,
支援機器
,
自助具
,
自立支援
pp.206-209
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr035020206
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はじめに
わが国では,介護の生産性向上を目的として介護テクノロジーの活用が推進されており,国や自治体の助成制度を通じて導入・普及が進められている.これらの取り組みは,介護従事者の身体的負担を軽減し,持続可能な介護を構築するうえで重要な施策である.一方で介護の質の向上には,支援を受ける側である高齢者や障害者自身が主体的に生活を継続できるよう支援することも欠かせない.とりわけ更衣や整容といったセルフケア動作は,単に日常生活の一部に留まらず,その人らしさや社会的自立を支える行為として重要である.
なごや福祉用具プラザ(以下,当所)は,企業協力により約1,000点の福祉用具・支援機器を展示し,相談支援や普及の場として活用されている.本稿では,そうした展示・相談体制を背景とした更衣・整容等のセルフケア支援機器の導入・活用支援の取り組みを基に,支援機器の紹介と現場の実際について述べる.

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