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1.日本生活期リハビリテーション医学会
水間 正澄
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1一般社団法人 日本生活期リハビリテーション医学会
キーワード:
生活期のリハビリテーション医学・医療
,
学会設立の経緯
,
学会活動内容
,
学術集会
Keyword:
生活期のリハビリテーション医学・医療
,
学会設立の経緯
,
学会活動内容
,
学術集会
pp.640-643
発行日 2025年6月15日
Published Date 2025/6/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr034060640
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学会設立の経緯
在宅患者へのリハビリテーション医療は,人口の高齢化を背景とした高齢者に対するリハビリテーション治療を中心に発展してきた.2000年の介護保険制度の施行,回復期リハビリテーション病棟の制度化に伴い,多くの高齢者や障害をもつ方々にリハビリテーション医療を受ける機会が増してきた.その後,地域包括ケアが推進されるようになり,生活期のリハビリテーション医療の充実が求められるようになった.2004年「高齢者リハビリテーション研究会」(厚生労働省)において高齢者に対するリハビリテーション医療について検討がなされ,診療報酬にかかわる提言もなされた.その後,介護保険における生活期のリハビリテーション医療を提供する事業所数および受給者数は量的には確実に増加していったが,質的課題は山積しており,とりわけ医師の関与が乏しいことが指摘され続けた.

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