"こんなときどうする?" リハビリテーション臨床現場のモヤモヤ解決! 令和版
11.形態変更・スキルアップ編:④在宅ケアを中心に開業したい
神山 一行
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1港北ニュータウン診療所
キーワード:
在宅医療
,
開業
,
リハビリテーション科医
,
診療体制
,
経営課題
Keyword:
在宅医療
,
開業
,
リハビリテーション科医
,
診療体制
,
経営課題
pp.635-639
発行日 2025年6月15日
Published Date 2025/6/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr034060635
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◆はじめに
筆者は大学病院勤務を経て,生活期医療に継続してかかわることを目指し,在宅医療を主軸とする診療所を立ち上げました.当時,リハビリテーション科医が在宅医療にかかわる事例は少なく,手探りでのスタートでした.現在,診療所は開業して17年が経過しました.この間, 高齢化や地域ニーズの高まりを背景に,在宅医療は広く普及し,生活期リハビリテーション医療の重要性も徐々に認識されるようになってきました.一方で,診療報酬の減額や人材確保の難しさといった新たな課題にも直面しています.
本稿では,開業に至る経緯と開業後の実際について,リハビリテーション科医・在宅医・経営者というそれぞれの立場からの経験をお伝えします.

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