リハビリテーション科医師に必要な診察,評価手技
11.脊髄損傷の評価
緒方 徹
1
1東京大学医学部附属病院リハビリテーション科
キーワード:
予後予測
,
臨床研究
,
損傷高位
,
機能分類
Keyword:
予後予測
,
臨床研究
,
損傷高位
,
機能分類
pp.54-58
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr034010054
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はじめに
近年の脊髄損傷の動向として,中高齢に一峰性の分布をもつ年齢分布で不全麻痺の頸髄損傷が増えていること,またさまざまな手法による再生医療の臨床応用が進んでいることが挙げられる.いずれの点においても損傷によってもたらされた臨床像を正しく理解し,医療者間で共有することがこれまで以上に重要になっている.本稿ではこうした動向を念頭においたうえで,脊髄損傷の評価や分類方法を紹介する.
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