地域リハビリテーションの現状と今後
12.コロナ禍における地域リハビリテーション
平田 好文
1
1医療法人堀尾会
キーワード:
地域リハビリテーション
,
コロナ禍
,
地域リハ体制
,
地域住民
,
地域密着リハビリテーションセンター
Keyword:
地域リハビリテーション
,
コロナ禍
,
地域リハ体制
,
地域住民
,
地域密着リハビリテーションセンター
pp.987-991
発行日 2024年9月15日
Published Date 2024/9/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr033100987
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はじめに
わが国で2020年1月に初めて出現した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は瞬く間に日本全国に広がり,その凄まじさからコロナ禍とよばれるようになった.その中で地域リハビリテーション(以下リハ)はどのように行われ,どのような問題が生じ,そして対策をとってきたのであろうか?
熊本県も2020年2月に新型コロナウイルス感染者が確認されてから全国と同じようにコロナ禍となり,地域リハは活動を抑制されただけでなく,地域住民とのつながりも制限されて,熊本県地域リハ広域支援センターを中心に,活動の状況と問題点を話し合ってきた.今回は8年前に熊本地震によって構築された地域リハ体制活動と熊本県のコロナ禍における地域リハの活動状況を報告し,今後の対策について考察する.
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