臨床推論ファーストブック―知っておきたい基本概念と臨床栄養での実践
【Part2 栄養関連問題を臨床推論する】【各論】過栄養・肥満
鈴木 達郎
1
Tatsuro SUZUKI
1
1産業医科大学若松病院 栄養部 栄養管理室
pp.494-498
発行日 2024年9月25日
Published Date 2024/9/25
DOI https://doi.org/10.32118/cn145040494
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Key Point
「過栄養・肥満」は,過剰な脂肪蓄積により健康が障害される状態であり,エネルギー量の過剰摂取により生じるため,食事摂取量調査や身体活動量など総合的に評価する.
主な原因は,食生活や身体活動であるが,心理・社会的要因や疾患,薬剤など複合的な問題を生じる.
治療の主体は,食事療法と運動療法であるが,原因不明な場合は医師や看護師,理学療法士,薬剤師,社会福祉士,介護支援専門員などと連携して介入する.
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