臨床推論ファーストブック―知っておきたい基本概念と臨床栄養での実践
【Part2 栄養関連問題を臨床推論する】【各論】尿失禁
寺田 師
1
Tsukasa TERADA
1
1上尾中央総合病院 栄養科
pp.533-538
発行日 2024年9月25日
Published Date 2024/9/25
DOI https://doi.org/10.32118/cn145040533
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Key Point
尿失禁は有病率が高いにもかかわらず,受診率が低いという課題があり,医療者から問診し,治療を勧めることが重要である.
尿失禁は腹圧性尿失禁,切迫性尿失禁,溢流性尿失禁,機能性尿失禁,その他に分類され,原因は重複していることが多い.
尿失禁の治療は,症状やQOLを考慮し,まずは患者の治療希望を確認する.骨盤底筋訓練は治療の第一選択となる.
Copyright © 2024 Ishiyaku Pub,Inc. All Rights Reserved.