疾患・病態別のポイントがわかる! 栄養指導オールガイド
【疾患・病態に応じた栄養指導のポイント】6 肝膵疾患の栄養指導 2 肝硬変の栄養指導
大木 いづみ
1
Izumi Ohki
1
1慶應義塾大学病院食養管理室
pp.844-848
発行日 2024年5月25日
Published Date 2024/5/25
DOI https://doi.org/10.32118/cn144060844
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Key Point
肝硬変では,低栄養やサルコペニアのみならず,肥満や糖尿病を認めるなど,病態が多岐にわたり,いずれの病期においても積極的な栄養介入が必要である.
肝硬変の栄養療法として,分割食や就寝前補食の導入が有用であり,BCAA製剤を用いることが推奨される.
低栄養と過栄養が混在するアルコール性肝硬変の栄養療法においては,個別性をもった対応が必要になる.
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