巻頭カラー
給食用食器のいろは
三信化工株式会社
pp.300-304
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.32118/cn144030300
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病院給食の現場においては日々多くの食器が使用されており,軽くて割れないメラミン製の食器や,再加熱に対応している食器,高齢者や障害のある患者用の自助食器や見た目に高級感のある磁器など,さまざまな商品が発売されています.本誌の連載「こんだてじまん」に掲載した写真のなかでも,多くの種類の食器が登場しました(図1).一方で,「種類が多すぎてよくわからない」,「厨房業務の負担減になるような食器の選び方を教えてほしい」といった現場からの声も多く聞かれるところです.
本企画では,学校給食や病院給食用の食器の製造・販売を多く手掛けられている三信化工株式会社の協力のもと,給食用食器の歴史やその製造方法,食器選びにあたってのポイントをご紹介します.普段使用している食器がどのような経緯で開発され,どのようなつくり方をされているのか,また,食器製造の過程でどのような工夫が凝らされているのか,写真を交えながら紐解いていきます.
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