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特集 薬剤耐性(AMR)の最新動向
日本における抗菌薬の使用量の動向
Trends in antimicrobials consumption and use in Japan
小泉 龍士
1
Ryuji KOIZUMI
1
1国立健康危機管理研究機構国立国際医療センターAMR臨床リファレンスセンター
キーワード:
抗菌薬
,
適正使用
,
使用量
,
処方率
Keyword:
抗菌薬
,
適正使用
,
使用量
,
処方率
pp.993-998
発行日 2026年9月12日
Published Date 2026/9/12
DOI https://doi.org/10.32118/ayu298110993
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日本では薬剤耐性(AMR)対策の一環として抗菌薬使用サーベイランス(JSAC)が実施され,抗菌薬使用動向の解析が進められている.日本の抗菌薬使用量は欧州諸国と比較して少ない一方,経口第三世代セファロスポリン,フルオロキノロン,マクロライドなどの広域抗菌薬への偏りが特徴である.2016年の「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン2016-2020」以降,抗菌薬使用量は減少傾向を示し,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行期には一時的に大きく減少したが,その後はCOVID-19流行前と同程度の水準で推移している.また,急性気道感染症(ARI)や下痢症に対する不要な抗菌薬処方は減少傾向にあるものの依然として認められる.今後もサーベイランスを通じた継続的な実態把握と抗菌薬適正使用の推進が重要である.

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