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特集 ファージ療法とファージ創薬の新展開 基礎・臨床・工学・政策を結ぶ総合レビュー
はじめに
Introduction
崔 龍洙
1
Longzhu CUI
1
1自治医科大学医学部感染・免疫学講座細菌学部門
pp.1075-1075
発行日 2026年6月20日
Published Date 2026/6/20
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297121075
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- Abstract 文献概要
抗菌薬が人類の健康と寿命を劇的に延ばした20世紀の医療は,21世紀に入り大きな転機を迎えている.抗菌薬耐性菌の急増により,既存抗菌薬のみでは感染症制御が困難な事例が増加し,新たな治療概念の創出が不可欠となった.このような背景のもと,近年,バクテリオファージ(ファージ)を用いた治療法への関心が世界的に再燃している.かつて抗菌薬の登場によって主流の座を退いたファージ療法は,進化論,分子工学,ドラッグデリバリーシステム(drug delivery system:DDS),個別化医療といった分野の進展を背景に,次世代の創薬モダリティとして再評価されつつある.
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