Japanese
English
特集 デザイナー細胞の実用化と未来
はじめに
Introduction
金子 新
1
Shin KANEKO
1
1京都大学iPS細胞研究所
pp.267-267
発行日 2026年4月25日
Published Date 2026/4/25
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297040267
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
近年,ゲノム編集,合成生物学,核酸・ウイルスベクター工学,iPS細胞(induced pluripotent stem cells;人工多能性幹細胞)技術の急速な進歩により,遺伝子治療,細胞治療,再生医療は “研究室の概念” から “診療で使う選択肢” へと移行しつつあります.とりわけ,細胞を部品化し,回路として設計し,狙った環境でのみ機能させる “デザイナー細胞” は,治療の有効性を高めるだけでなく,安全性,製造性,標準化という実装上の課題を同時に解く鍵として注目されています.疾患微小環境を読み取り,必要なときに必要な作用だけを出す “条件付き治療” は,個別化医療の新たなフェーズを切り拓くでしょう.
Copyright © 2026 Ishiyaku Publishers,Inc. All Rights Reserved.

