Japanese
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特集 レーザー医学の最前線――知られざる現状とその新展開
レーザー専門医の現状と今後の展望
Current status and future prospects of medical laser specialists system in Japan
大城 貴史
1,2
Takafumi OHSHIRO
1,2
1大城クリニック院長
2日本レーザー医学会専門制度委員会委員長
キーワード:
日本レーザー医学会
,
専門制度
,
レーザー専門医
,
レーザー安全
,
医療安全
Keyword:
日本レーザー医学会
,
専門制度
,
レーザー専門医
,
レーザー安全
,
医療安全
pp.665-669
発行日 2025年5月24日
Published Date 2025/5/24
DOI https://doi.org/10.32118/ayu293080665
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特定非営利活動法人日本レーザー医学会では,厚生労働省が示した国民に開かれたわかりやすい良質な医療提供を目指すため,レーザー医学の最新知識を持ち実践の医療に優れた医師の育成・国民福祉への貢献を目的に,2001年に専門制度を制定し,2004年より施行している.日本レーザー医学会の専門制度は,レーザー医学の修得のみならず,レーザーの安全教育と医療提供側の各種関連通達や法規の知識の修得を目的とした資格制度であり,個人資格として医療施術者(医師,看護師)をはじめ,コメディカルやレーザー医療機器の販売業者にまで裾野を広げた設計になっている.美容医療を中心に医療安全が問われている現在,レーザー医療の安全性を確保し,かつ効果的なレーザー医療を提供できる医師(レーザー専門医)の数を増加させ,また日本レーザー医学会の専門制度を広く普及させていくことが社会的に必要とされている.

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