Japanese
English
TOPICS 環境衛生
下水情報活用
-――下水調査結果に基づく感染陽性者数予測
Wastewater information utilization
――Prediction of c infectious disease prevalence based on wastewater surveillance results
佐野 大輔
1
Daisuke SANO
1
1東北大学大学院工学研究科環境水質工学研究室
pp.184-185
発行日 2024年7月13日
Published Date 2024/7/13
DOI https://doi.org/10.32118/ayu290020184
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感染症動向調査に基づく流行発生注意報・警報
大きな混乱と被害を世界中で引き起こした新型コロナウイルス(SARS-CoV2)による感染症COVID-19の例を出すまでもなく,インフルエンザウイルス,ノロウイルス,デングウイルス等,さまざまな病原ウイルスによる感染症が全世界で多大な被害を生じさせてきた.これらのウイルス感染症を制御するために,感染流行期における集会の自粛やうがい・手洗いの徹底,蚊などの媒介生物の除去等が衛生学的対策として取られるが,その対策を発動するための根拠として,感染症患者の発生動向に関する情報が非常に重要である.
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