講座 公衆衛生学の最近の進歩・17
環境保健—上水・下水を中心とした最近の研究から
秋山 高
1
Takashi AKIYAMA
1
1産業医科大学労働衛生工学教室
pp.344-352
発行日 1982年5月15日
Published Date 1982/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206526
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
昨年,この講座で釘本教授は「公衆衛生の立場から考えて戦後の著しい環境変化は,人口の増加と移転に基づく都市化現象であり,この現象が環境保健のあらゆる部分で新たな問題を提起してきた.」という基盤に立って環境保健の主要事項について,最近の状況を論述されている.
私は釘本教授と同じ立場から,上水・下水を中心にしてこの稿をまとめて見たい.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.