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第1土曜特集 リンパ腫――病態研究と診療の最新知見
診断の進歩
リンパ腫診療における診断と病理診断まで
Diagnosis and pathology in lymphoma care
照井 康仁
1
Yasuhito TERUI
1
1埼玉医科大学病院血液内科
キーワード:
リンパ節腫大
,
生検検体処理
,
画像診断
Keyword:
リンパ節腫大
,
生検検体処理
,
画像診断
pp.614-617
発行日 2024年6月1日
Published Date 2024/6/1
DOI https://doi.org/10.32118/ayu289090614
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悪性リンパ腫は成熟リンパ球に由来する腫瘍であり,B細胞リンパ腫,T/NK細胞リンパ腫,ホジキンリンパ腫に大別される.わが国における悪性リンパ腫の発症率は増加傾向である.リンパ節腫大を示す疾患は数多くあり,悪性リンパ腫も含めてさまざまな疾患を鑑別すべきである.悪性リンパ腫の診断には病理学的診断が必須であり,生検した検体の細胞表面マーカー,染色体検査,遺伝子検査とともに総合的に判断される.それを基にPET-CT検査などの画像診断による病期診断の情報とあわせ,治療方針が決定される.
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