Japanese
English
TOPICS 神経精神医学
統合失調症患者におけるドパミン過感受性精神病
Dopamine supersensitivity psychosis in patients with schizophrenia
金原 信久
1
Nobuhisa KANAHARA
1
1千葉大学社会精神保健教育研究センター
pp.861-862
発行日 2024年3月9日
Published Date 2024/3/9
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28810861
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統合失調症は精神病性障害であり,一般に思春期後半から青年期において幻覚や妄想(陽性症状)で発病する.治療の中心は抗精神病薬による薬物療法であるが,多くの患者で怠薬を含むさまざまな理由で再発を繰り返し,慢性の経過をたどる.よって統合失調症治療において服薬アドヒアランスの維持はきわめて重要となる.一方で再発エピソードに対して抗精神病薬の増量で対症することが多く,抗精神病薬の適正な用量の維持が課題となる.
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