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第5土曜特集 mRNAワクチンやゲノム編集で注目が集まる遺伝子治療
実用化に向けた遺伝子治療技術
遺伝子治療用ウイルスベクターの製造
Manufacturing of viral vectors for gene therapy
蝶野 英人
1
,
峰野 純一
1
Hideto CHONO
1
,
Junichi MINENO
1
1タカラバイオ株式会社
キーワード:
ex vivo遺伝子治療
,
in vivo遺伝子治療
,
レンチウイルスベクター
,
アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター
Keyword:
ex vivo遺伝子治療
,
in vivo遺伝子治療
,
レンチウイルスベクター
,
アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター
pp.391-396
発行日 2023年4月29日
Published Date 2023/4/29
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28505391
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近年,遺伝子治療で使用されているベクターは,ex vivo遺伝子治療用にはヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)を応用したレンチウイルスベクターが,in vivo遺伝子治療用にはアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターがよく使用されている.本稿では,AAVベクターやレンチウイルスベクターをヒト由来HEK293細胞をベースにしてプラスミドDNAを一過性にトランスフェクションしてウイルスベクターを調製する製造法に関して,実験室での探索研究から,GMP(good manufacturing practice)製造も見据えたプロセス構築について着目すべきポイントを述べる.
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