Japanese
English
TOPICS 医療行政
ICD-11改訂
-――国内の普及に向けた取り組みと今後の課題
ICD-11 revision
――Efforts toward domestic implementation and future tasks
横堀 由喜子
1
Yukiko YOKOBORI
1
1一般社団法人日本病院会
pp.298-300
発行日 2023年1月28日
Published Date 2023/1/28
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28404298
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ICD-11への改訂
WHO(World Health Organization;世界保健機関)が所轄するICD(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems)は,日本語での正式名称は,「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」であるが,一般には「国際疾病分類」とよばれる,国際的に統一された疾病・傷害および死因の統計のための分類体系である.2018年6月にICD-11(第11版)が公表され,2019年5月の世界保健総会でこれが承認され,2022年1月よりICD-11が正式に発効した1).すなわち,WHOの加盟国はすべて,疾病および保健関連の統計その他には,ICD-11を使用することが義務付けられている.
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