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特集 ICFの可能性と活用法
3 ICD-11 Ⅴ章の国内適用に向けた実践
Practices for Domestic Implementation of ICD-11 Chapter V
向野 雅彦
1
Masahiko Mukaino
1
1北海道大学病院リハビリテーション科
キーワード:
ICD-11
,
V章
,
生活機能評価ツール
,
採点リファレンスガイド
Keyword:
ICD-11
,
V章
,
生活機能評価ツール
,
採点リファレンスガイド
pp.775-781
発行日 2022年8月18日
Published Date 2022/8/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 2019年に採択されたICD-11には生活機能評価に関する補助セクションとして“V章”が新設された.V章は主に世界保健機関(WHO)の作成した生活機能評価ツールのWHODAS 2.0と,ICFの抜粋版である“一般的機能の構成要素”の項目群から構成されている.このV章を国内で適用していくにあたり,厚生労働省の設置した生活機能分類普及推進ワーキンググループを中心に,臨床における使用をサポートするためのツールとして簡潔で直感的な説明文の作成,採点リファレンスガイドの作成が実施されてきた.今後,使用目的に応じた項目セットの作成など,さらに実用を推進するための取り組みが求められる.
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