Japanese
English
TOPICS 細胞生物学
サイクリックAMP濃度を光で一過的に操作する分子ツールの開発
Design of the molecular tool for transient changes in cAMP level induced by light
酒井 佳寿美
1
,
山下 高廣
1
Kazumi SAKAI
1
,
Takahiro YAMASHITA
1
1京都大学大学院理学研究科
pp.1080-1081
発行日 2022年12月17日
Published Date 2022/12/17
DOI https://doi.org/10.32118/ayu283111080
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サイクリックAMP(cAMP)は,多くの細胞において分化・生存・極性形成・ホルモン分泌など重要な機能を果たすことが知られる.そのため,細胞内のcAMP濃度を人為的に変化させることができれば,細胞の機能を自由に操作してその重要性を明らかにすることができる.そこで,眼の光センサータンパク質をベースに,光による一過的なcAMP濃度変化を短時間のうちに繰り返し起こさせる新たな分子ツールを作製した1)ので紹介する.
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