特集 現代医学・生物学の仮説・学説
4.シグナル伝達系
サイクリックGMP
出口 武夫
1
1㈱BML基礎研究部
pp.528-529
発行日 1993年10月15日
Published Date 1993/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900631
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概説
脳切片や培養神経細胞にアセチールコリンを作用させると,細胞内cyclicGMP(以下cGMP)が増加することがはじめて報告されてから,すでに23年が経つ。
その後,数多くの研究が行われ,最近になってようやく,guanylate cyclaseの活性調節機構と,cGMPの役割が明らかになってきた。
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