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第1土曜特集 AIホスピタルの社会実装
医療AIプラットフォームのサービス事業基盤と医療AIサービスの企画・開発
Implementation of healthcare AI platform and development of healthcare AI service
八田 泰秀
1
Yasuhide HATTA
1
1医療AIプラットフォーム技術研究組合理事長,BIPROGY株式会社常務執行役員
キーワード:
医療AIプラットフォーム(医療AIPF)
,
サービス事業基盤
,
医療AIサービス
,
画像診断支援AI
,
音声入力
Keyword:
医療AIプラットフォーム(医療AIPF)
,
サービス事業基盤
,
医療AIサービス
,
画像診断支援AI
,
音声入力
pp.906-912
発行日 2022年9月3日
Published Date 2022/9/3
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28210906
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医療AIプラットフォーム技術研究組合(HAIP)は,医療従事者の負荷軽減と高度な医療の実現に向け,医療AIサービスの普及・発展のための業界共通の基盤技術を研究・開発することを目的に,厚生労働大臣および経済産業大臣の認可を得て,2021年4月1日に設立された.HAIPでは,医療に関わる企業・アカデミアが参加し,さまざまな医療AIサービスを提供するポータル機能としての “サービス事業基盤” と,臨床情報,健診情報などを活用して医療AIの開発を支援する “AI開発基盤” の2つからなる “医療AIプラットフォーム” の研究・開発を推進している.サービス事業基盤は現在,社会実装に向けた試行運用中であるが,本稿において取り上げる画像診断支援AI,Dr. アバターによるインフォームドコンセント(IC)支援システム,IoT機器を用いた糖尿病診療補助システム,自動カテゴリ分類機能を備えたAI音声入力システムなど,さまざまな医療AIサービスを搭載し,臨床現場に提供することで,医療従事者の業務を支え,医療の質の確保と医療関係者の負担軽減が期待される.
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