Japanese
English
TOPICS 腎臓内科学
慢性腎臓病患者への生活食事指導は費用対効果に優れる
-――腎臓病戦略研究(FROM-J)の結果から
Cost-effectiveness of behavior modification intervention for patients with chronic kidney disease in the FROM-J study
大久保 麗子
1,2
,
近藤 正英
1
,
山縣 邦弘
2
Reiko OKUBO
1,2
,
Masahide KONDO
1
,
Kunihiro YAMAGATA
2
1筑波大学医学医療系保健医療政策学・医療経済学
2同腎臓内科学
pp.786-787
発行日 2022年2月12日
Published Date 2022/2/12
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28007786
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慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)は蛋白尿の存在や腎機能低下などが3カ月以上続く状態を指し,末期腎不全や心血管疾患の危険因子とされている.末期腎不全になると腎代替療法が必要となり,血液透析の場合には1人当たり年間約500万円の医療費が生涯にわたってかかるとされ,社会的にも負担となっている.このためCKD患者を早期に発見して適切な治療を施し,透析導入患者の減少につなげる医療が必要とされている.
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