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第1土曜特集 結核と非結核性抗酸菌症Up to Date――診断,治療,感染対策,発病予防
結核
IGRA(インターフェロン-γ遊離試験)の適切な解釈と使用法
How to use Interferon-γ release assays for the diagnosis of Mycobacterium tuberculosis infection
猪狩 英俊
1
Hidetoshi IGARI
1
1千葉大学医学部附属病院感染制御部
キーワード:
QuantiFERON TBゴールドプラス(QFT-Plus)
,
T-スポット®.TB(TSPOT)
,
潜在性結核感染症(LTBI)
,
精度管理
Keyword:
QuantiFERON TBゴールドプラス(QFT-Plus)
,
T-スポット®.TB(TSPOT)
,
潜在性結核感染症(LTBI)
,
精度管理
pp.629-633
発行日 2022年2月5日
Published Date 2022/2/5
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28006629
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結核低蔓延時代の結核対策として,潜在性結核感染症(LTBI)の診断と治療は重要な戦略である.IGRA(インターフェロン-γ遊離試験)は最も有力な診断方法である.臨床利用されるIGRAには,QuantiFERON TBゴールドプラス(QFT-Plus)とT-スポット®.TB(TSPOT)がある.どちらも感度と特異度に優れた検査方法であり,利用する機会も増えている.LTBIから活動性結核への進展リスクは,基礎疾患や結核菌曝露を受けた状況によって異なる.
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