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第5土曜特集 現代の臨床研究のための統計学2022――洗練された研究デザインと統計解析を理解してみよう
臨床家と試験統計家のよりよい協同に向けて
生物統計家育成事業
-――東京大学大学院での取り組み
Cultivation of biostatisticians in the University of Tokyo
松山 裕
1
Yutaka MATSUYAMA
1
1東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻生物統計学分野
キーワード:
生物統計家
,
人材育成
,
臨床研究
,
研究倫理
Keyword:
生物統計家
,
人材育成
,
臨床研究
,
研究倫理
pp.590-594
発行日 2022年1月29日
Published Date 2022/1/29
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28005590
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日本医療研究開発機構(AMED)生物統計家育成事業の育成拠点として,東京大学大学院と京都大学大学院の2拠点が選定されている.東京大学大学院では,学際情報学府に “生物統計情報学コース”,医学系研究科に寄付講座 “生物統計情報学” を新設し,現在まで35名の学生が入学し(1期生から4期生),19名が修了(1期生と2期生),そのうち16名が全国の臨床研究実施機関に生物統計家として就職している.本稿では,東京大学大学院での実施体制,カリキュラム,キャリアパスとこれまでの実績などについて紹介する.
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