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第1土曜特集 宇宙生命科学の進歩と医学応用への展望
医学応用と今後の展望
日本の有人宇宙開発と宇宙生物科学研究
Japan’s manned space program and space bioscience research
二川 健
1
Takeshi NIKAWA
1
1日本宇宙生物科学会理事長,徳島大学宇宙栄養研究センターセンター長
キーワード:
国際宇宙ステーション計画(ISS計画)
,
月軌道プラットフォームゲートウェイ
,
アルテミス計画
Keyword:
国際宇宙ステーション計画(ISS計画)
,
月軌道プラットフォームゲートウェイ
,
アルテミス計画
pp.669-672
発行日 2021年11月6日
Published Date 2021/11/6
DOI https://doi.org/10.32118/ayu27906669
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21世紀は宇宙大航海時代である.16世紀初頭,ヨーロッパ列強が競ってアジア,アフリカ,新大陸に進出し,現在の欧米中心の世界を作り上げたように,現在は宇宙大国とよばれている,米国,ロシアと成長著しい中国が熾烈な宇宙開発競争を繰り広げている.なかでも民間の宇宙開発が著しい米国と国をあげての宇宙開発が行われている中国との競争はものすごいものである.ひるがえって,わが国日本の宇宙開発はどのようなものであろうか.米国や中国の間にあってどのように宇宙開発を進めていくべきなのであろうか.過去の宇宙実験の主幹研究者や日本宇宙生物科学会の理事長としての経験に基づき,生物科学分野における日本の進むべき宇宙政策について提言できれば幸いである.
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