特集 ここまできた 血栓止血検査の標準化
標準化の現状 検体取扱い
松田 将門
1
1福島県立医科大学 保健科学部臨床検査学科
キーワード:
遠心分離
,
血液凝固検査
,
検体取り扱い法
,
採血
,
標準化
Keyword:
Centrifugation
,
Blood Specimen Collection
,
Blood Coagulation Tests
,
Reference Standards
,
Specimen Handling
pp.236-242
発行日 2023年3月15日
Published Date 2023/3/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023304528
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不適切な採血や検体処理(遠心や保存など)の手順は,患者の病態とは異なる誤った検査値を引き起こす.そこで,適切な手順を規定した「凝固検査検体取扱いに関するコンセンサス」が発表され,標準化の基盤が築かれた.本稿では,不適切な手順が検査値に及ぼす影響と,検体取扱い標準化の現状と課題を概説する.
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