特集 ここまできた 血栓止血検査の標準化
血栓止血検査の基本
橋口 照人
1
1鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科血管代謝病態解析学分野
キーワード:
部分トロンボプラスチン時間
,
プロトロンビン時間
,
Thromboplastin
,
血液凝固検査
,
出血性疾患
,
Fibrin
,
血液凝固タンパク質障害
Keyword:
Blood Coagulation Tests
,
Fibrin
,
Prothrombin Time
,
Partial Thromboplastin Time
,
Hemorrhagic Disorders
,
Thromboplastin
,
Coagulation Protein Disorders
pp.230-234
発行日 2023年3月15日
Published Date 2023/3/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023304527
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凝固検査の理解は凝固反応が可溶性から不溶性のダイナミックな変換反応であること,活性化血小板膜上でのカスケード反応であること,カルシウムイオンを必要とすること,内因系と外因系が存在することの理解から始まる.「フィブリンは血液中に溶けない分子である」と認識することは重要である.
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