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特集 神経線維腫症up to date
研究1
神経線維腫症1型における臨床型別の腫瘍微小環境
Tumor microenvironment according to clinical phenotypes in neurofibromatosis 1
吉岡 華子
1
Hanako Koguchi-Yoshioka
1
1大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻神経皮膚症候群の治療法の開発と病態解析学寄附講座
1Department of Neurocutaneous Medicine, Division of Health Science, Graduate School of Medicine, The University of Osaka
キーワード:
神経線維腫症I型
,
叢状神経線維腫
Keyword:
神経線維腫症I型
,
叢状神経線維腫
pp.312-318
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000004554
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●神経線維腫症1型の臨床型の中でも,皮膚神経線維腫と叢状神経線維腫は臨床的特徴が異なり,とくに叢状神経線維腫は出血や悪性化の可能性があるため注意深い経過観察が必要である.しかし,これら神経線維腫症1型の各表現型の詳細な特徴の違いについては不明な点が多い.
●本研究では,皮膚神経線維腫と叢状神経線維腫の転写特性および微小環境の違いを明らかにするため,同一患者由来の皮膚神経線維腫および叢状神経線維腫の細胞をシングルセルRNAシーケンシング解析した.また,別の患者由来の6例の皮膚神経線維腫および5例の叢状神経線維腫検体を免疫組織化学的に解析した.
●皮膚神経線維腫と叢状神経線維腫は,同一個体内であってもT細胞を含む腫瘍微小環境を構成する細胞の遺伝子発現プロファイルが異なることが明らかになった.
(「ポイント」より)

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