Japanese
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特集 他科との連携が重要な皮膚病
臨床例
高度肥満によるうっ滞性皮膚炎の治療経験
Experience in treating stasis dermatitis caused by severe obesity
八代 浩
1,2
,
吉田 康幸
2
,
長谷川 義典
2
Hiroshi Yatsushiro
1,2
,
Yasuyuki Yoshida
2
,
Yoshinori Hasegawa
2
1八代皮フ科クリニック
2福井県済生会病院皮膚科
1Yatsushiro Dermatology Clinic
2Department of Dermatology, Fukui-ken Saiseikai Hospital
キーワード:
肥満
,
うっ滞性皮膚炎
,
下肢静脈瘤
,
生活習慣病
Keyword:
肥満
,
うっ滞性皮膚炎
,
下肢静脈瘤
,
生活習慣病
pp.72-75
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000004057
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・減量が成功すれば,うっ滞性皮膚炎の症状は改善するが,減量が成功しない場合の多くは高度の股・膝関節症を伴っており,初めから運動ができない.
・栄養士,内分泌代謝内科,リハビリ科,整形外科,循環器内科などの他科・職種と連携をとりながらの治療が大切である.
・単に減量することを指示するだけでは治療効果は上がらない.なぜ肥満になったかを患者とともに考える必要がある.
(「症例のポイント」より)
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