Japanese
English
特集 毛包系腫瘍
臨床例
悪性黒色腫に対する術後ニボルマブ治療中に発生したケラトアカントーマ
Keratoacanthoma occurred during adjuvant nivolumab treatment for malignant melanoma
上原 治朗
1
,
吉村 有彩
1
,
吉野 公二
1
Jiro Uehara
1
,
Arisa Yoshimura
1
,
Koji Yoshino
1
1がん研究会有明病院皮膚腫瘍科
1Department of Dermatologic Oncology, The Cancer Institute Hospital of JFCR
キーワード:
悪性黒色腫
,
白斑
,
ケラトアカントーマ
,
ニボルマブ
,
免疫関連有害事象
Keyword:
悪性黒色腫
,
白斑
,
ケラトアカントーマ
,
ニボルマブ
,
免疫関連有害事象
pp.152-155
発行日 2024年2月1日
Published Date 2024/2/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003730
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・進行期悪性黒色腫に対するニボルマブ投与後に白斑が生じ,その白斑上にケラトアカントーマ(keratoacanthoma:KA)が発生した.
・KA発生の機序に免疫チェックポイント分子が関与している可能性がある.
・免疫チェックポイント阻害薬(immune checkpoint inihibitor:ICI)の免疫関連有害事象(immune related adverse event:irAE)の皮膚障害の1つとしてKAがあることを知っておく必要がある.
(「症例のポイント」より)
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