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特集 メラノーマ診療Up-To-Date
展望
メラノーマの周術期補助療法―現在そして未来―
Adjuvant and neoadjuvant therapy for melanoma : Current status and future perspective
竹之内 辰也
1
Tatsuya Takenouchi
1
1新潟県立がんセンター新潟病院皮膚科
1Division of Dermatology, Niigata Cancer Center Hospital
キーワード:
悪性黒色腫
,
メラノーマ
,
術後補助療法
,
術前補助療法
Keyword:
悪性黒色腫
,
メラノーマ
,
術後補助療法
,
術前補助療法
pp.14-21
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003693
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●手術のみでは治せないメラノーマは一定程度存在し,潜在する微小転移巣を標的とした術後の補助薬物療法が長年探求されてきた.
●現在ではPD-1抗体のニボルマブとペムブロリズマブ,分子標的薬のダブラフェニブ+トラメチニブが標準的な術後補助療法となっており,新規治療の開発も進められている.
●海外では免疫チェックポイント阻害薬(ICI)を中心とした術前補助療法の臨床試験が盛んに行われており,本邦への導入の道筋をつくることが今後の課題となる.
(「ポイント」より)
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