Japanese
English
特集 皮下硬結を呈する皮膚病
臨床例
リュープロレリン酢酸塩の皮下注射による腹部肉芽腫
Abdominal granuloma caused by subcutaneous injection of leuprorelin acetate
宮原 麻衣
1
,
渡辺 愛友
1
,
安田 健一
1
,
井波 真矢子
1
,
出月 健夫
1
,
五十嵐 敦之
1
Mai Miyahara
1
,
Ayu Watanabe
1
,
Kenichi Yasuda
1
,
Maiko Inami
1
,
Takeo Idezuki
1
,
Atsuyuki Igarashi
1
1NTT東日本関東病院皮膚科
1Department of Dermatology, NTT Medical Center Tokyo
キーワード:
リュープロレリン酢酸塩
,
LHRHアゴニスト製剤
,
異物肉芽腫
Keyword:
リュープロレリン酢酸塩
,
LHRHアゴニスト製剤
,
異物肉芽腫
pp.1080-1083
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003098
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・リュープロレリン酢酸塩6カ月製剤による異物肉芽腫の1例を経験した.
・肉芽腫形成の原因は明らかではないが,自験例では主剤か基剤のマイクロカプセルに対する局所反応が影響したと考えられた.
・潰瘍や排膿を伴う場合は,自験例のように外科的切除を考慮すべきである.
(「症例のポイント」より)
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