Japanese
English
特集 アトピー性皮膚炎の最新情報と新治療
臨床例
アトピー性皮膚炎における皮膚病性リンパ節症の2例
Two cases of dermatopathic lymphadenopathy with atopic dermatitis
堀江 琴音
1
,
石氏 陽三
1
,
勝田 倫江
1
,
朝比奈 昭彦
1
,
福田 健志
2
Kotone Horie
1
,
Yozo Ishiuji
1
,
Michie Katsuta
1
,
Akihiko Asahina
1
,
Takeshi Fukuda
2
1東京慈恵会医科大学皮膚科学講座
2東京慈恵会医科大学放射線医学講座
1Department of Dermatology, The Jikei University School of Medicine
2Department of Radiology, The Jikei University School of Medicine
キーワード:
アトピー性皮膚炎
,
皮膚病性リンパ節症
,
ウパダシチニブ
,
シクロスポリン
,
デュピルマブ
Keyword:
アトピー性皮膚炎
,
皮膚病性リンパ節症
,
ウパダシチニブ
,
シクロスポリン
,
デュピルマブ
pp.738-742
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003000
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
・アトピー性皮膚炎では,皮膚病性リンパ節症(dermatopathic lymphadenopathy:DL)を合併することがある.
・DLの発症メカニズムは傍皮質領域の拡大であり,IL-4を中心としたtype 2サイトカインが主に関与していることが推測される.
・アトピー性皮膚炎における全身療法では,これらのサイトカインを阻害することでDLが改善すると考えられる.
(「症例のポイント」より)
Copyright © 2022, KYOWA KIKAKU Ltd. All rights reserved.