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特集 アトピー性皮膚炎の最新情報と新治療
治療
アトピー性皮膚炎の全身治療薬を使いこなすために~ウパダシチニブへの期待~
Mastering systemic treatment of atopic dermatitis : expectations for upadacitinib
山中 恵一
1
Keiichi Yamanaka
1
1三重大学大学院医学系研究科皮膚科学
1Department of Dermatology, Mie University Graduate School of Medicine
キーワード:
アトピー性皮膚炎
,
type2サイトカイン
,
JAK阻害薬
,
ウパダシチニブ
,
全身性炎症
Keyword:
アトピー性皮膚炎
,
type2サイトカイン
,
JAK阻害薬
,
ウパダシチニブ
,
全身性炎症
pp.682-686
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002989
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●アトピー性皮膚炎を含む瘙痒性皮膚疾患の治療に際しては,外用薬治療が基本である.
●抗IL-4/13受容体モノクローナル抗体製剤やシクロスポリンも炎症をタイトに抑制するために必要になる症例が多い.
●JAK阻害薬も難治な症例では有用である.
●アトピー性皮膚炎や乾癬では心・脳血管イベントやそのほかの疾患の合併率が高いため,積極的な皮膚炎症の抑制が肝要である.
(「ポイント」より)
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