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特集 ウイルス性皮膚疾患アップデート
臨床例
パルボウイルスB19感染を契機とした菊池病
Subacute necrotizing lymphadenitis
藤井 友理
1
,
林 剛生
1
,
三井 浩
1
,
平石 宗之
2
Yuri Fujii
1
,
Yoshio Hayashi
1
,
Hiroshi Mitsui
1
,
Takashi Hiraishi
2
1東京逓信病院皮膚科
2香川県立中央病院腎臓・膠原病内科
1Department of Dermatology, Tokyo Teishin Hospital
2Department of Rheumatology, Kagawa Prefectural Central Hospital
キーワード:
亜急性壊死性リンパ節炎
,
パルボウイルスB19
,
膠原病
Keyword:
亜急性壊死性リンパ節炎
,
パルボウイルスB19
,
膠原病
pp.330-333
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002890
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・パルボウイルスB19感染を契機とした菊池病の1例を経験した.
・菊池病は発熱と頸部リンパ節腫脹を呈する若年女性に好発する原因不明の疾患である1, 2).
・自験例ではKimらが提唱する菊池病の皮膚病変の診断基準3)から診断に至った.
・菊池病が全身性エリテマトーデスの発症を誘導する可能性も指摘されており4. 5),菊池病発症後は定期的な経過観察が必要であると考える.
(「症例のポイント」より)
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