Japanese
English
特集 高齢者の皮膚疾患
治療
超高齢者(90歳以上)の有棘細胞癌に対して放射線治療を選択した症例
Results of radiation therapy for squamous cell carcinoma in the patients aged 90 years or older
大原 裕士郎
1
,
磯貝 理恵子
1
,
山田 秀和
1
,
和田 祐太郎
2
,
大熊 康央
2
,
福田 浩平
2
,
岡嶋 馨
2
Yushiro Ohara
1
,
Rieko Isogai
1
,
Hidekazu Yamada
1
,
Yutaro Wada
2
,
Yasuo Okuma
2
,
Kohei Fukuda
2
,
Kaoru Okajima
2
1近畿大学奈良病院皮膚科
2近畿大学奈良病院放射線科腫瘍部門
1Department of Dermatology, Kindai University Nara Hospital
2Department of Radiology, Kindai University Nara Hospital
キーワード:
90歳以上
,
超高齢者
,
皮膚悪性腫瘍
,
有棘細胞癌
,
放射線治療
Keyword:
90歳以上
,
超高齢者
,
皮膚悪性腫瘍
,
有棘細胞癌
,
放射線治療
pp.996-1001
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002650
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●90歳以上の超高齢者の皮膚扁平上皮癌に対して放射線治療を選択した症例を提示した.
●これらの症例はいずれもstage IまたはIIであった.
●根治的放射線療法(radiation therapy:RT)を選択した理由は以下である.
(1)認知症が重度で手術のための入院ができなかった症例.
(2)老老介護のため入院ができない症例.
(3)腫瘍の部位が内眼角や外陰部であり,QOLを考慮した症例.
(「ポイント」より)
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