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特集 好酸球が関与する皮膚病
臨床研究
慢性蕁麻疹の疾患評価ツールurticaria control testの有用性
The validity of urticaria control test as a tool to assess the disease control in patients with chronic urticaria
向井 秀樹
1
Hideki Mukai
1
1東邦大学医療センター大橋病院皮膚科
1Department of Dermatology, Toho University Ohashi Medical Center
キーワード:
慢性蕁麻疹
,
疾患評価ツール
,
UCT
Keyword:
慢性蕁麻疹
,
疾患評価ツール
,
UCT
pp.510-514
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002511
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●慢性蕁麻疹の治療を円滑にするためには,現在の状況や治療評価が大切である.
●慢性蕁麻疹の評価ツールとしてurticaria control testを診察時に実施すると,より正確な患者情報を知ることができる.
●患者が治療に直接参入することで治療に関するモチベーションは上がり,抗アレルギー薬治療の継続,変更や新規の治療法の提案がしやすい.
●医師と患者の信頼関係は樹立され,患者の治療へのコンプライアンスやアドヒアランスの向上につながる.
(「ポイント」より)
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