特集 色素沈着を伴う皮膚病
臨床例
脱感作したアザシチジンによる固定薬疹
大澤 梨佐
1
,
志賀 建夫
2
,
山本 真有子
1
,
中島 喜美子
1
,
佐野 栄紀
1
1高知大学医学部皮膚科学講座
2くぼかわ病院皮膚科
キーワード:
アザシチジン
,
固定薬疹
,
脱感作
Keyword:
アザシチジン
,
固定薬疹
,
脱感作
pp.567-570
発行日 2018年6月1日
Published Date 2018/6/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000000102
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<症例のポイント>・ 骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndromes,以下,MDS)に対して投与されたアザシチジン1クール目第5日目,2クール目第3日目に同一部位に類円形の紅斑が出現した.・ 過去にアザシチジンの使用歴はなかった.・ 3クール目以降,紅斑は出現せず,アザシチジンの脱感作と診断した.
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