特集 嚢腫
臨床例
両側の外眼角部に生じたアポクリン汗嚢腫
黒田 瑛里
1
,
松岡 摩耶
,
木村 聡子
,
岩藤 美佳
,
吉田 恵利香
,
川上 民裕
,
相馬 良直
,
伊東 文行
1聖マリアンナ医科大学 皮膚科学教室
キーワード:
眼瞼腫瘍
,
鑑別診断
,
嚢胞腺腫
,
免疫組織化学
,
汗腺嚢腫
,
皮膚外科
,
外眼角
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Cystadenoma
,
Eyelid Neoplasms
,
Immunohistochemistry
,
Lacrimal Apparatus
,
Hidrocystoma
,
Dermatologic Surgical Procedures
pp.1193-1196
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2017083384
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<症例のポイント>アポクリン汗嚢腫は1964年にMehreganにより独立疾患として報告された良性腫瘍である。単発例がほとんどであるが、自験例は両側外眼角に多発したまれな症例であった。眼周囲に生じた小結節では本症も鑑別疾患にあげる必要がある。
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