特集 石灰化・骨化をきたす皮膚病
臨床例
長期経過後の再発と考えたossifying fibromyxoid tumor
片山 博貴
1
,
安部 文人
,
三津山 信治
,
木村 雅明
,
笹井 大督
,
河原 和俊
,
樋口 哲也
1東邦大学医療センター佐倉病院 皮膚科
キーワード:
外科的皮膚弁
,
腫瘍再発
,
鑑別診断
,
線維肉腫
,
腺腫-多形性
,
頭頸部腫瘍
,
皮膚移植
,
皮膚腫瘍
,
免疫組織化学
,
毛母腫
,
頭部CT
,
骨化性線維粘液性腫瘍
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Fibrosarcoma
,
Head and Neck Neoplasms
,
Immunohistochemistry
,
Adenoma, Pleomorphic
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Skin Neoplasms
,
Surgical Flaps
,
Skin Transplantation
,
Pilomatrixoma
pp.723-726
発行日 2016年7月1日
Published Date 2016/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016320850
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<症例のポイント>18年を経て再発したossifying fibromyxiod tumor(以下、OFMT)を経験した。初発時には骨形成を認めず正確な診断が困難であったが、18年後の再発では骨形成を認め、OFMTの診断に至った。OFMTにおいても局所再発例や転移例もあり、病理組織学的に示されるリスク因子を伴うものでは長期の経過観察が必要となる。
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