特集 手の皮膚病
臨床例
手掌に生じた類上皮肉腫
東儀 那津子
1
,
高須 博
,
天羽 康之
1北里大学 医学部皮膚科学教室
キーワード:
鑑別診断
,
肉腫
,
皮膚移植
,
皮膚疾患-手部
,
皮膚腫瘍
,
免疫組織化学
,
リウマトイド結節
,
皮膚線維肉腫
,
組織球腫-悪性線維性
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Hand Dermatoses
,
Immunohistochemistry
,
Skin Neoplasms
,
Rheumatoid Nodule
,
Sarcoma
,
Skin Transplantation
,
Dermatofibrosarcoma
,
Histiocytoma, Malignant Fibrous
pp.1101-1104
発行日 2015年11月1日
Published Date 2015/11/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016042845
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
<症例のポイント>類上皮肉腫(epithelioid sarcoma、以下、ES)は若年成人の四肢遠位部に好発し、緩徐に発育するまれな軟部悪性腫瘍である。免疫組織化学的には上皮系、間葉系マーカーに加えCA125の発現もみられ診断に有用である。CA125の発現を確認し、診断に至った手掌に生じたESの1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する。
Copyright© 2015 KYOWA KIKAKU Ltd. all rights reserved.