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M2マクロファージ 皮膚疾患における役割
藤村 卓
1
1東北大学 大学院医学系研究科皮膚科学分野
キーワード:
Paget病-乳房外
,
皮膚疾患
,
皮膚腫瘍
,
マクロファージ
,
Chemokines
,
Risedronic Acid
,
免疫調節
,
Denosumab
Keyword:
Risedronate Sodium
,
Denosumab
,
Macrophages
,
Paget Disease, Extramammary
,
Skin Neoplasms
,
Skin Diseases
,
Chemokines
,
Immunomodulation
pp.733-738
発行日 2015年8月1日
Published Date 2015/8/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2015339508
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皮膚に存在するマクロファージは,循環血中から供給されるその前駆体である単球や未分化マクロファージ(myeloid derived suppressor cells:MDSC,patrolling monocytes)に由来し,それらが皮膚局所の免疫環境によりさまざまな形態に分化し,多彩な皮膚疾患に関与することが知られている.皮膚在住マクロファージの1つであるM2マクロファージは,代替活性化マクロファージ(alternative activated macrophages)として,ほかの免疫担当細胞を遊走する中心的な細胞として,皮膚局所での種々の免疫環境を形成する.(「はじめに」より)
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